
日常41





日常40

あれはどういう目だろう。電車内で急に目があった。一瞬の出来事だった。
光の強い目。輝く目。希望を宿す目。何かに夢中になっている目。違う。
退屈な気分を払拭するような、少しうらやましいような目に射抜かれた午後だった。









日常39










床

もう日は落ちていた。薄暗い中なにげなく部屋に入る。思いがけず床が張られている。そして、床の質感に心を奪われる。光沢のない木が夕日を受けて、鈍く光っている。
ところどころに節を残した木目。ランダムに配置された継ぎ目。絶妙な色味。
そのすべてがしっくりとおさまっていた。

日常38




















日常37

仕事を終えて帰る道すがら、空を撮った。コントラストのはっきりした空。夕日に照らされたクリーム色のビル。深い青と複雑な雲の模様。絵になる空だ。





日常36

林道を下っていく。
ふと以前気になっていた渓流に行き当たる。川辺まで降りれるポイントを見つけ近づいていく。
轟轟と流れる水。少し肌寒い。
ひとしきり撮ったら川辺を離れる。遠ざかる轟音。森のさざめきが戻ってくる。
自転車にまたがり林道を下っていく。先ほどと同じ道。
決定的に何か変わってしまった感覚を覚える。まったく別の世界に投げ込まれたような感じ。
原因はわかってる、あの轟音なのだ。












日常35②





日常35①





日常34







