『今まさにこの瞬間に宿る永遠、幾何学的な神のみぞ知る』

スピノザはこの私の存在の有限性がそのまま神の存在の無限性であると言い切る。私が生まれる前も死んだ後もその現実存在は無くなっても神の永遠性の中に残るものがあるという。今この瞬間が無時間的に永遠であるという。なにしろ神の無限様態の一部なのだから。
スピノザにとってそれは信仰ではなく、そこに論理の飛躍はなく、徹頭徹尾幾何学的に証明されている真理でしかない。
信仰と哲学の分水嶺はそこにある。
今この瞬間しかないし、今この瞬間の中に永遠性がある。

一首。

今まさにこの瞬間に宿る永遠、幾何学的な神のみぞ知る
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