夜空さんがXで紹介していた短歌の本を読んでいる。「若者の間で短歌が流行っている」と最近やたら耳に入ってくる。そして私は若者の間で流行っているものにはなんでも興味津々なおじさんである。何度か小説は書こうとしてみたが書けなかった。しかしどうしても文芸的なものへの憧れが消えない。私も何かやりたい。才能はない。何もない。
日々身体の変化(老い)を感じている。9時間寝ても疲れが取れない。目の調子が悪い。自分に残された時間のことばかり気になる。AIでもなんでもいいから何かを劇的に変えてくれないものか。もしかしたら私は自分を救ってくれる何か(対象X)にただすがりつきたいだけなのかもしれない。その私を救ってくれるであろう何か(X)はおそらく永遠に見つからないだろう。たしかラカンが言っていた。決して取り戻すことのできない原初的な欲動を追い求め続ける生き物が人間なのだと。
一首詠んでみた。
取り戻すことのできない時間だけ積み重ねゆく中年の危機。
