連作八首

複雑にこんがらがったしがらみの中で震える赤目がひとり
ふと「すべて終わりなのかもしれない」と呟いていた朝のはじめに
ほんとうに私のなかのものすべて 邪魔をするなら消えてくれたら
終末は次の終わりのはじまりで引きずったまま生きていくだけ
狂気から生まれてくるもの集めたらそれも一つの作品かもね
傷つけることで傷つく肉体を 傷つけることできず傷つく
「よかった」と思ったことが怖かった 前を向く目が足が重たい
「道具ならよかったのかもしれないね」あなたの声が遠のいてゆく

どうしてもつらい耐え難いことがあったので連作短歌にしてみた。創作の糧と思えばどんなことでも耐えられるのかもしれない。

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