ホームページのギャラリーを少し更新した。

いつの間にかGR3を買ってから一年が過ぎていた。

この一年、外出はほとんどGR3を持って出かけた。

一枚も撮らない日もあったがポケットには常に入っている。

今思うことは、なにか撮りたいシーン、撮りたいものに出くわしたから撮るのではない。

何はなくともまずは、カメラをポケットから取り出し電源をいれる。

撮りたいものがあるかどうかではない。なんでもいいから一枚撮ってみる。

そのシーンでの最適な設定を無意識的に探し始める自分がいる。

意識が撮影モードに切り替わり、被写体を探し始める。

次の一枚を撮る。

あとは、何も考えなくともつぎつぎと撮れるようになる。

いいと思える写真が撮れなくていい。

いいと思える写真が撮れたらもっといい。

写真を撮るという行為自体が癒しである。

自分の写真は自己満足であり、思い出の保存である。