西洋哲学史の本を読んでいるが、本格的に哲学を勉強したい。
人生でヘーゲルを理解して死ぬ人間はどれほどいるだろうか。
一流の研究者が必死で研究しても理解できないのだから、険しく長い道のりなのはわかる。
なんとなく、その思想の雰囲気を味わうだけでも大変なものだろう。
完全に理解できるとは到底思わない。
でも、知りたい。味わってみたい。
ならやるしかないでしょ。
それをやる時間も、可能性も存分に残されているのだから。
途中で挫折するかもしれないけれど、そうなったらそうなったで、そのときはまた新らしい何かが見つかっているということでしょう。
哲学というものは、急にポッと出で、新たなる思想がでてくるわけではない。
歴史というものがあり、過去の思想の矛盾点、弱点を克服する形で新たな理論が展開される。
それの繰り返しで洗練された哲学体系というものが出来上がっていく。
まずは、基本の「基」である哲学史から勉強を開始している。
いつまで興味が続くかわからんし、どこまで本気か自分でもわからんけど、やりたいからやってみる。