どうなるかわからない状態は不安だ。
とにかく早く決めてしまいたくなる。
少しでも早く迷いの中にある状態を脱して、何らかの結論を出してしまいたいという誘惑に駆られる。
しかし、大抵そういう時に焦ってことを急いでも良いことはない。
耳を澄まして、目をこらして待っていればここぞという瞬間はやってくる。
そのタイミングを絶対に逃さないこと。
待たねばならない時は待たねばならないのである。
それもまた一興と思える強さを。
わくわくするリスクをとって、そのあとで必死に考える。
リスクをとれば、考えざるをえない。
道が二つに分かれた時、危険だと思うほうに賭けること。言うは易し、行うは難し。
リスクがあるとわかっていても、どうしてもそうせざるを得ない気持ちになる瞬間がある。
その結果、自分が困った状況になったとしてもそれは自らの成長のための機会であるし、絶対にあきらめなければ必ず解決案はでてくる。
その時点であらゆる方法を検討しても、良い選択肢がなければ待ってみるということもひとつの選択である。