昔、クライマーのブログを読むのが好きだった。

そのころはSNSなどなくブログが全盛の時代だった。

クライマーの書く文章はおもしろく、適度にぶっ飛んでいて、笑える。

自由であり、世間の常識からは少し外れていた。

クライマーたちが織りなすブログ間でのコミュニケーションも盛んだったように思う。

いつかは自分もこんな文章を書いてみたいと思ったものだ。

時代は移り、今日では情報発信といえばツイッターにインスタグラム。

SNSの台頭許し、ブログはマイナーな存在に甘んじている。

Twitterは140文字の大喜利大会と化し、インスタグラムはドヤ写真の墓場。

物足りない。

みんな、流されすぎじゃない。

ほんとにそれが面白いの?

その情報発信で満足できてるの?

小手先の承認欲求を満たすツールに振り回されて、そのうちに大事な時間過ぎ去ってしまうよ。

昔はよかったとほざくジジイになってしまったが、心からそう思う。

一昔前の世界線のほうが面白くなかったか。

mixi全盛期あたりの時期が一番おもしろかったと思う。

ブログの時代また来ないかなぁ。