2022/11/26〜11/27 父還暦旅行
旅行中は単純に純粋に楽しいだけだった。
それにもかかわらず、帰ってきたら老いが深く刻まれたお父さんの姿に悲しさと寂しさがあふれた。胸が締め付けられるような気持ちとはこのようなものだろう。いつのまにそんなにも老けていたのか。老いていたのか。
少し前まで、もっと生気のあふれる目をしていたはずだろう。もっと元気に満ち溢れていたではないか。
いつまでお父さんに会えるのだろう。いつの間にか時は過ぎてゆき、いなくなってしまうのだろうか。
そんなのは嫌だと思う。でもどうすることもできない。時の流れに対して無力。そんな残酷なことってあるものか。
ただその一瞬一瞬を大切に、おのれに刻み込むように生きることしかできない。