『恩讐の彼方に』菊池寛と『グスコーブドリの伝記』宮沢賢治との類似性について

『グスコーブドリの伝記』を読み終わったとき既視感(既読感?)を覚えた。 二つの小説に関して、話の骨格は同じではないか。 ざっくりいうと、自らの経験を糧に主人公一人の頑張りによって多くの人命を救った物語である。 ただし、そ…

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文章

何か文章を書こうと思っても、だいたいマイナスなことしか出てこないんだよね。なぜだろう。 でも現実世界の自分はごきげんに日々過ごしていて、比較的無難に日々をこなしているよう。どっちがほんとうなんだろう。ほんとうは明るい話題…

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負担

何ものかを犠牲にしたうえで成り立つこの生活。自分の生活は犠牲の上に成り立っている。誰かに負担を押し付けた上に成り立っている。その上にのうのうと安住している。申し訳なくなる。 その押し付けた負担は、明日は我が身となる。いい…

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側面

だいたいめっちゃ努力したつもりでも、やっと平均よりちょっと上くらいだった。中学生あたりは、普通になりたかった。普通の友達を普通ぐらいに作って、普通ぐらい勉強ができて、無難に日々をやり過ごして早く何とかなれと思っていた。で…

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落胆

矛盾している。 自分の心にしまっておけない、心の狭い自分への落胆。 なぜわざわざ言ってしまって、傷つけずにはおれないのか。 自分の傷ついた心をわからせたい、知らしめたいがために、 相手を傷つけるとわかりきっていることを、…

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「森で迷子になったら、どうしたらよいか。ただひたすらに一つの方角にまっすぐ進み続けること。それが正しい方角かどうかは問わない。いつかは、出口に到達できる。」 これは、自分にとって刺さる言葉であるが、どういう示唆があるのか…

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波形

引越しをした。 種々さまざまな業者の人々が出入りをした。 最終的に二人が残された。 片付けをした。 親戚関係がやってきては去っていく。 そしてまた、二人になるのだろう。 その頃には一度大きくなった波形が少しずつ収まってく…

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演技

常に演技をしている。自分で作り上げたキャラクターを守るために演じている。素の自分なんて、陰気で、自分さえよければそれでよくて、性格のわるい奴だ。 でもそれでは、日々が立ち行かない。差しさわりってものがでてくる。だから、円…

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表現欲

自分を表現したいという欲望がある。自分にしかできないことを表現してみたい。 自分にしかできないことって何なのだ。僕の独自性とはなんなのだ。数年前まではクライミングでそれをしようとしていたと思う。でも結局やっていることは、…

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自分の言葉

人はほんとうに自分勝手だから、一方的に判断して人を裁く。 悪口を言う。 理不尽だなと思うことも多い。 すべての人に好かれることはできない。 自分のやるべきことをやるのみ。 僕は言うまい。 「だれがどう言っているから。これ…

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計画

なにかを整理整頓することの気持ちよさ。 まず頭の中で考える。 これをこっちに動かして、これを作ってから、このゴミを処分して…   それ通りに事を進める。 すべてが気持ちよく進行する。   それってすごく快感だ。   計画…

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一日のひと

まっさらな人間関係。 相手がどんな人か探りをいれるような、仕草。 良い印象を保ちたいとの思い。 「あぁ、今日の自分はダメな日なんだなぁ」 と思う日を何とかやり過ごして、また新しい一日をはじめる。 一日の終わりは総決算。 …

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両面

洗面所とキッチンの壁面タイルの目地が施工された。 まー、オシャレ。イメージどおり。   細部の粗さは確かにある。 扉の収まりが悪かったり、床の傷、壁紙の破れもある。   だが、そんなことを忘れさせるほ…

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日常53

住む家を変えればすべては変わる。 引っ越して初日、段ボールにまみれて目覚めた。 引っ越しといっても、住んでいる場所は以前とほとんど変わらない。 見慣れたいつもとおんなじ通勤路を通る。   何か新鮮な感覚を覚える。 同じ道…

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日常52

今日の仕事はいい雰囲気で、楽しかった。 しんどいの次には楽しいがくる。 異動できてほんとよかった、。   つらい時ほど、朗らかに。   少しずつ、少しずつ進んでいく。 僕の思いとは裏腹に少しずつしか進まない。   あせる…

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