自分を表現したいという欲望がある。自分にしかできないことを表現してみたい。

自分にしかできないことって何なのだ。僕の独自性とはなんなのだ。
数年前まではクライミングでそれをしようとしていたと思う。でも結局やっていることは、凡庸なことで些末な承認欲求を満たしているだけだった。
そこに限界を感じ、ロードバイクを始めた。写真を始めた。同じことだった。常に承認欲求に付け回されている気がする。
僕は何がしたいんだろう。自分にしかできないことをやりたいのか、それとも、誰も成し遂げていないことをやりたいのか。
いや、そのふたつはイコールか…

何かを成し遂げることなのか、何かを理解することなのか。
理解することと、表現することは方向性が違うのか。

「どうせ人生なんて大したもんじゃないのだから。」ともっと気楽に深く考えずに生きるのが正しいのか。
正しいとは何なのか。正解を選択することに意味はあるのか。
どうせ人生は有限なのに。てへぺろ。