矛盾している。
自分の心にしまっておけない、心の狭い自分への落胆。
なぜわざわざ言ってしまって、傷つけずにはおれないのか。
自分の傷ついた心をわからせたい、知らしめたいがために、
相手を傷つけるとわかりきっていることを、あえて言ってしまう。
そして、言った後で、相手を傷つけたその後で、その姿を見て後悔する。
消えてなくなりたくなる感覚になる。
書くことで救われようとしている。
書くことで許されようとしている。
傷ついたこころは元通りにはならない。
傷つけた行為はなかったことにはならない。